南面里地区

南面里地区

案内人:高取 修弌
南に面する里で「南面里」。南畑の中では北なんやけどね(笑)。
那珂川町で一番古いお寺があるなど歴史ある地区ばい。

これば見らんと」①
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助かったのは赤○のおかげ?
鷲岳山正応寺

永禄12年(1569)、戦後の動乱後、出家した鷲ヶ岳の城主 大鶴上総介鎮正(浄慶)が鷲ヶ岳に建てたお寺。丘の上にあり、境内から福岡市が一望できる、南畑では有名な展望スポットです。
大正8年に大火災が起こりましたが、赤瓦を葺いていた正応寺だけは災難を逃れました。それを見た村人は「仏様のご加護だ」と信じ、以来村の家の屋根にも赤瓦を葺くようになったそうです。

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正応寺

 

「これば見らんと」②
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天孫降臨の神話の続きがここに…
戸板の山神社

神社と地蔵尊を祭る祠の裏手には、大岩に彫られた立派な大日如来の磨崖仏が。この岩、ただの岩ではありません。村の言い伝えによると、天照大神がこもったとされる岩戸の片方の扉がこの地に飛んで来たもの。なので、「天岩戸 大日如来」と名前が付いています。
この境内には「いぼ地蔵」なる気になるものも祭られています。

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山神社01

南面里の磨崖仏

 

南面里の昔話 「やまんばのおつくね」
むかしむかし、南面里の戸板に弥右衛門という大変親切で働き者の村長がおったとさ。ある日、殿様が「やまんばのおつくねを差し出せ」と難題を言ってきた。しかし、誰もそんなものは知らなかった。困った村人を見た弥右衛門は戸板の山神社へお参りし、一心不乱に祈った。すると、弥右衛門の日頃の行いを見ていたお地蔵様がこっそり教えてくれた。「戸板の裏の鏡ヶ原に大きな岩があって、そこにやまんばが住んでおる。この杖を持って行くがよい」
弥右衛門はその杖を持って鏡ヶ原へ行くと、鬼のような顔をしたやまんばがおった。恐る恐る弥右衛門がお殿様の話をすると、「やまんばのおつくねとは、このばばが作っている山芋のことじゃ。病にもよく効く芋だから、二三本掘って村にも植えておくがいい」と山芋が埋まる所へ案内してくれた。
しかしなかなか掘り出せない。そこで、お地蔵様から頂いた杖で掘ってみると、あっという間に掘る事ができた。
おつくねは無事殿様に献上され、村には秋になると大きな山芋がとれるようになり、南面里の人たちはいつまでも元気に暮らしたとさ。
mukashi02

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