美術散歩情報

【南畑美術散歩 vol.4を振り返って】その5、その6

2018年1月31日 水曜日

【南畑美術散歩 vol.4を振り返って】その5

成竹公民館を右手に見ながら坂をのぼっていくと右側に「彫刻工房 竹中」の看板と「mina pann」の看板が並んで見えてきます。その看板の角を右に入ると、彫刻家 竹中正基さんの工房がすぐ見えて来ます。
那珂川の自然をテーマに創作活動を続けられている竹中さんは南畑に移住されて40年以上。
工房からは木工彫刻作品の独特のあたたかみにあふれています。やはり作家さんのお人柄がその場ににじみでているなと感じます。カワセミやウリボウをモチーフにした作品はとても可愛らしく、人気の手彫りのランプはやさしい光を放っています。そして、竹中さんの作品で特に圧巻だったのは機織り機と手彫りのテーブル。機織り機は実際に家庭で使われていたそうです。
敷地内ではパン講師でありフードコーティネーターの杉野美奈さんのmina pannがオープンし、こちらも大盛況でした。

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【南畑美術散歩 vol.4を振り返って】その6

成竹地区の「吉村陶房」の玄関先の台の上に素敵な作品が並んでいました。
ご夫婦で作陶されている吉村陶房の吉村勝征さん、吉村三重子さんにご挨拶。
お二人は現在は制作をやめられており、お客様とのお話を楽しみながら今ある作品を展示販売されているそうです。
ギャラリーにおじゃますると美しい草花が描かれた味わい深い深みのある器がたくさんならんでいました。その中に埴輪や鬼や仏像をモチーフとしたどこかかわいらしい陶芸作品が心を和ませ笑顔にさせてくれます。
勝征さんと三重子さんはハキハキとした口調で成竹の興味深いお話をいろいろとしてくださいました。

長年、南畑で作陶されてきた吉村ご夫婦。小学校の交流授業にも参加されて地域を盛り上げてこられたお二人。吉村ご夫婦の作陶魂は、たくさんの南畑っ子に継承されていったのだろうと思いを馳せたのでした。

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